SSブログ
MAMA 在庫情報 MAMA リクエストフォーム MAMA 買い取りフォーム MAMA 店舗情報
にほんブログ村 車ブログ フランス車へ
にほんブログ村
プジョー ブログトップ
- | 次の10件

プジョーの歴史 [プジョー]

今日も暑いですね!
皆さんこの暑い中、いかがお過ごしでしょうか?
夏休みももう終わりに入っていますが、ここで残暑お見舞い申し上げます。

さて、今日は皆さんにもっとプジョーについて知ってもらおうと、プジョーの歴史について書いてみます。

実は、世界で最初に(1891年)ガソリン自動車の量産販売を開始したのがプジョーで、世界最古の自動車メーカーといわれています。

しかし、プジョーが自動車メーカーとして脚光を浴びるまでに様々な車以外の製品も世に広めていました。
有名なのがペッパーミルなどの食卓製品です。

プジョーのその起源は18世紀にさかのぼります。
農業を生業としていたジャン・ピエール・プジョーという紡織職人が、事業を始め、紡織を主とする工業に進出しました。
そして彼の2人の息子が中心となって鉄製品(そのころは鉄も需要がとても高かったようです)を製造するPeugeot-Freres et Jacques Mailiard-Salins社を設立したのがプジョーの原点といわれています。

Peugeot-Freres et Jacques Mailiard-Salins社は、ペッパーミル(コショウひき)やコーヒーミル・ミシンなどの様々な製品を世に送り出し、企業の体制としても、年金制度や福利厚生などその時代ではまだ整備されていなかった、企業体質に関しても敏感だったといわれています。

さて、こんな車産業と縁のないような企業がどのように有名車メーカーに発展したのでしょうか?

1850年、最初の"ライオン"ブランド製品が誕生。1882年に最初の大型自転車Grand Biを生産します。

1888年、アルマン・プジョー(Armand Peugeot)がゴットリーブ・ダイムラー(Gottlieb Daimler)らと会って自動車に計り知れない可能性を見出したことから、プジョーは自動車の世界に一歩を踏み出します。
翌89年にはパリ万博に3輪蒸気自動車Serpollet-Peugeotを出品、プジョー史に残る年となります。

1890年にダイムラー製エンジンを搭載した4輪車Type 2を開発し、蒸気機関からガソリンエンジンへと移行します。

1891年、社名を"プジョー兄弟の息子達の会社"(Les fils de Peugeot freres)に変更。1892年には世界で初めてゴムタイヤを装着した4輪ガソリン車を発表。
1894年のパリ~ルーアン自動車レースで優勝します。その翌年にはミシュラン製タイヤを装着したプジョー車がパリ~ボルドー往復レースで優勝をさらいます。この年の時点で車種は商用車を含めてType 13にまで拡大していました。

日本大手メーカーのトヨタやホンダは、創立者がエンジンや内燃機関という部品を作っていた工場から発達させて一流車企業に成長しましたが、それに比べてこのプジョーの歴史は「自動車」というものが生まれる前から存在した会社だけあって、まったく起源が違い、その成長は本当に興味深いものだと思いました!
- | 次の10件 プジョー ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。